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ポンパレモールに出店するには?月額使用料やメリット・デメリットも

最終更新日:2022/08/03

ポンパレモールは、リクルートの運営するECモールです。楽天市場やAmazonほどポピュラーではありませんが、ポンパレモールには他のECモールにはない強みがあります。
この記事では、ポンパレモールの概要やメリット・デメリットを紹介していきます。さらにポンパレモールに出店するにあたって、事前に知っておきたい情報もまとめましたのでチェックしてみてください。

ポンパレモールとは? 他のECモールにはない強み

ポンパレモールは、2013年3月に開設されたECモールです。衣料品・家電・食品・日用品・家具など、取扱商品のジャンルは多岐にわたっています。ただ、出店数や商品数は楽天市場やAmazonなどの大手ECモールに比べると、まだまだ少ないのが現状です。 

ポンパレモールは、リクルートが運営しています。リクルートは「じゃらん」「HOT PEPPER」「タウンワーク」「フロムエー」「スーモ」など、幅広い分野での予約・購入サービスを展開している会社で、ポンパレモールの強みはまさにここにあります。リクルートの扱うさまざまな媒体から、利用客の流入を見込めるのです。
一般的にECモールは、モールまでの集客をモール側が行ってくれる集客面がメリットとされていますが、ポンパレモールはその集客対象となるユーザの母数が大きいということですね。

さらにポンパレモールは、日本最大級のポイントサービス「Pontaポイント」とも提携しています。約9,000万人のPontaポイント利用者に広告料0円でアピールできるのは、他にはない強みといえるでしょう。
なお、現在サービス休止中の「ポンパレ」は、ポンパレモールとは別のサイトです。名前が似ているので紛らわしいですが、ポンパレモールは運営中ですのでご安心ください。それでは、ポンパレモールへ出店するために必要なものをご紹介していきます。

ポンパレモールの開始にあたって必要なもの。出店手数料は?

ポンパレモールへの出店に必要なものは、次の通りです。

ポンパレモールへの新規出店申請は、ホームページ上の「新規出店問い合わせフォーム」より行うので、メールアドレスは必須となります。そして、いわゆる出店手数料にあたる「初期登録費用」が必要です。2022年08月現在の初期登録費用の価格は、60,000円となっています。

ポンパレモールの出店マニュアル

ポンパレモールに新規出店するには、ホームページの「新規出店問い合わせフォーム」から問い合わせメールを送ります。
必要な情報を入力して送信すると、後日担当者から連絡がありますので、その案内に従ってください。

ポンパレモールのランニングコストは? 月額使用料は必要?

以前は基本出店料として月額29,800円が必要でしたが、2019年7月から0円となりました。2021年現在、ポンパレモールでかかる運営費は以下の通りです。

初期登録費用はかかりますが、それ以外の費用は取引が成立したときのみ発生します。ただ、こちらは基本プランとなっています。
また、ポンパレモールには出店プランがいくつかあり、使用できる画像の容量によって金額が異なります。無料の基本プランで使用できる画像容量は、10GBが上限。10GB以上使用する場合は、画像容量オプションとして別途費用が必要になってくる点は注意が必要です。次に出店プランの種類について、詳しく説明していきます。

基本出店料+画像容量オプション=月額使用料

画像容量オプションの価格は、次のようになっています。

現在の基本出店料は0円ですので、画像容量オプションをつける場合はこの価格が月額使用料と考えると良いでしょう。

ポンパレモールに出店するメリット・デメリット

新規出店者にとってメリットは?

実は、ポンパレモールの出品方法は分かりやすいと評判です。その操作方法が楽天市場の出品方法と似ているため、楽天市場に既に出店されていて運用経験がある方であれば、すぐに使いこなせるためです。
また、ポンパレモールの販売手数料は売上の2.5%と、他のECモールと比べると低めの設定になっているので、ランニングコストとしてコスト対効果が高い点は大きなメリットと言えると思います。せっかく販売数が伸びてきても販売手数料で収益が伸ばせない・・といったことになりにくい点はメリットになります。 利用画像の容量を抑えると月額使用料の必要もありませんし、広告料が無料なのもうれしいメリットですね。

出店者にとってのデメリットは?

ポンパレモールへ出店する際の最大のデメリットは、初期登録にコストが必要な点です。画像容量が10GBを超えると、月々の運営費もかさんでしまいます。さらに、業界大手の楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングに比べてしまうと正直ポンパレモールの集客力はやや弱く、商品によっては売れにくい場合もあります。
ですので、全モールでも同様にはなりますが、他の店舗と商品のラインナップであったり、見せ方、価格設定や売り方などの「明確な差別化」ができるか否か、がストア成功を左右する大きな鍵となってくると思います。

また、ポンパレモールで売り上げをアップするための期待材料が2つあるのでご説明します。それは、「Ponta公式アプリからの導線」と「最低価格保証」という2つの企画です。

Ponta公式アプリからの導線に期待

2019年9月に、Ponta公式アプリ内にポンパレモールへの導線が張られました。それまではローソンやケンタッキー、GEOなどのリアルな店舗でしか利用できなかったPontaポイントが、ポンパレモールでも使用可能となったのです。
もちろんポンパレモールで買い物をすると、Pontaポイントが付与されます。 その還元率はいつでも3%以上。楽天ポイントやポイントは通常1%ですので、ポンパレモールでの還元率は消費者にとっては魅力的でしょう。出店者としては、Ponta公式アプリからの顧客の流れに期待したいですね。

ポンパレモールの最低価格保証とは?

ポンパレモールには「最低価格保証」という企画があります。対象期間に決められた商品を、他サイトよりも安い価格で提供することに挑戦する企画です。比較対象の他サイトにあたるのは、Amazon・楽天・yahoo!ショッピング。その3サイトでの販売価格がポンパレモールよりも安かった場合、その差額分をポイントで還元するという企画です。 最低価格を狙うということは、ギリギリまで設定価格を下げる必要があり、一見すると出店者にはメリットのない企画では?と思えます。でも、最低価格保証にエントリーすることで広告枠がお客様に見られる頻度が上がる効果もあるのです。

上手く最低価格商品で集客数を伸ばしながら、別の商品も併せて購入いただくなど、割引対象アイテムをギリギリ価格で出品することを広告費と割り切って活用をすれば、結果的には安く感じるかもしれませんね。

ポンパレモールは個人でも出店できる?

ポンパレモールに出店できるのは、法人または個人事業者のみとなっています。全くの個人の出店はできませんので、ご注意ください。

まとめ

ポンパレモールへの出店には、初期登録費用が必要です。ただ、画像容量さえ低く抑えれば、運営コストはほとんどかかりません。現状、集客数が他社比ではそこまでボリュームがないとの声はありますが、Ponta公式アプリからの導線であったり、最低価格保証などの企画を武器に販売プラットフォームとして今後さらに大きく成長することに期待したいですね。

※引用:https://www.ponparemall.com/doc/page/sales/contact/

販路拡大の手段として、ポンパレモール以外への出店についても並行して検討してみてはいかがでしょうか?

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