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Amazonの出店方法の流れと費用を徹底解説【保存版】

最終更新日:2023/12/04

ネットショップの売上を上げたいという方や、個人でネット販売を開始してみたいがやり方がわからない、出店の手続きや登録が面倒で途中やめてしまった・・といった経験を持つ方も多いのではないでしょうか?

ネットショッピングをする方は近年ますます増加傾向にありますが、今回は日本最大級の集客力を持つ「Amazon(アマゾン)」への新規出店方法を詳しくご紹介したいと思います。

Amazonに出店(出品)する理由

数あるECサイトの中でも、現在日本で利用者数が最も多いのはAmazonです。
Amazonの月間利用者数は、PCとモバイルの重複を除き「5,253万人」※と、日本で最大級の集客力を持っていますので、Amazonのサイトに出店することで商品がユーザーの目に触れる機会は高まります。
また、Amazon側に配送業務まで任せることが可能な仕組みや、商品を露出するための広告掲載など、出品者にとって手間がかかる業務を効率化できるサービスも提供されていますので、既にyahooショッピングや楽天市場などその他のモールに出店されているお忙しいネットショップのご担当者様でも、比較的手軽に新規出店していただくことも可能です。

※出典元:ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(2020年4月Monthly Totalレポート)

Amazonで新規出店するためには?

まず、皆さんがAmazonのサイトでお買い物をする際にはアカウントを最初に登録されたと思いますが、こちらのアカウントはあくまで購入用のため、「出品用」にはご利用ができません。新規出店する場合には、別途「出品用アカウント」を作る必要があります。
また、出品の料金プランには、「大口出品サービス」と「小口出品サービス」の2種類があるので、どちらの料金プランで出品するかも決めておく必要があります。想定する月間の販売個数などから適したプランを選びましょう。

まずAmazonの「出品用アカウント」を登録

まずAmazonで出品するためには、Amazonの出品用アカウントが必要になります。アカウントを取得するには、以下が必要となりますので事前にご準備ください。

出品プランの選択

Amazonの出品プランには

の2種類があります。

小口出品プランは、月間販売個数が49個までと比較的小規模でスタートしたい方を対象としたプランです。月額登録料は無く、販売手数料と「商品を1つ販売するごとに100円」が基本成約料としてかかります。
大口出品プランは、基本料「月額登録料4,900円」と販売手数料がかかりますが、販売ごとの基本成約料はかかりません。商品を毎月50点以上販売予定であれば、「大口出品プラン」がおすすめです。

Amazon出品サービス利用時の費用・手数料

Amazonの出品サービスを利用するためにはいくつかの料金がかかってきます。多くの商品を出品する方や、Amazonのサイトで売り上げを大きく上げたいと考えている方にはお手頃な料金プランです。

基本料について

基本料は、「大口出品プラン」と「小口出品プラン」で異なります。

「大口出品プラン」

「小口出品プラン」

また、大口出品プランでは以下の5つの特別機能が利用可能です。(小口出品プランでは利用不可)
月50個以上の商品を販売する方には大口プランがおすすめです。

販売手数料について

販売された各商品には、基本料の他、「販売手数料」がかかります。約8〜15%の商品が多いですが、出品する商品ジャンルなどにより販売手数料は変動します。Kindleアクセサリでは45%です。
この販売手数料は、配送料、ギフト包装料を含んだ「商品代金の総額」に対して8〜15%をかけた金額になります。商品の金額設定をする際は、販売手数料がかかることも頭の片隅に入れておくといいでしょう。

※Amazon販売手数料 例

カテゴリー販売手数料最低販売手数料
15%なし
CD・レコード15%なし
DVD15%なし
ビデオ15%なし
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)8%30円
カメラ8%30円
パソコン・周辺機器8%30円

販売手数料をもっと見る

成約料

成約料とは、本やDVDなどのメディア商品のみにかかる料金です。
以下が一例となっています。成約料は、販売手数料とは別に料金がかかります。

成約料の詳細はこちら

配送料

「大口出品プラン」では、出荷された商品カテゴリーや購入者が選んだ配送サービスによって配送料が異なります。
「小口出品プラン」では、Amazonが指定する配送料がすべての商品にかかります。

Amazonへの出店(出品)登録方法と、販売開始までの4ステップ

以下4つのステップで、Amazonへの出品方法から販売開始までの流れをご紹介します。

ステップ1. 出品用アカウントの登録・審査

Amazonへの出品用アカウントを取得するためには、まず出品者の基本的な情報を入力します。その後、本人確認の書類の提出をします。最後にクレジットカードの情報の入力をすることで登録が可能です。ここまでスムーズに行うことができると15分程度で登録が完了します。

本人確認の書類は、身分証明書として運転免許証またはパスポートのどちらかが必要です。顔写真付でもマイナンバーカードは利用することができないので注意する必要があります。

また、過去180日以内に発行された各種取引明細書が1部必要です。

※以下が取引明細書として利用可能。

審査は3営業日ほどで完了します。
Amazon出品の審査は、比較的簡単で、楽天市場のような厳しい審査ではありません。アカウント登録手続きで書類を提出してから3営業日ほどで審査が完了します。

ステップ2. 初期設定

出品用アカウントが取得できたら、販売管理画面「セラーセントラル」にログインして初期設定をおこないます。代金引換やギフト注文の可否や配送料金の設定を行うため必ず必要です。

ステップ3. 商品登録

Amazonにすでに他の人などが出品されている商品の場合は、商品名を検索し、今抱えている商品の在庫数や商品の価格を入力するだけで登録が完了します。Amazonに出品されていない商品でも、JANコード(商品識別番号)と商品画像や商品の説明文を入力することで商品登録が完了します。

ステップ4.商品の注文処理と発送

商品の発送は、発送から顧客対応や売上代金の回収までをAmazonが代行するサービスを利用することができます。Amazonが代行して、商品の発送から代金の回収まで代行してくれるので、手間いらずで安心して利用できます。

Amazonに出品した商品の、保管~配送までを任せる「FBA」

FBAとは、「Fullment by Amazon」の略で、商品の発送から顧客対応までのすべてをAmazonが代行してくれるサービスです。出品者のすることは、前もってAmazonの倉庫に出品したい商品を納品しておくだけです。顧客から注文が入ったあとの料金の売上の振り込みまで全てを行ってくれるのでとても便利です。

Amazonに出品した商品の売上を増やすには?

Amazonには商品の売上をさらに増加させるサービスがあります。
スポンサープロダクト広告や、タイムセールを行うことで、商品の閲覧数を増やすことができます。また、「マケプレプライム」というサービスは、自社出荷商品にプライムマークをつけることができるので、プライム会員限定サービスの対象商品になり、商品を購入してくれる可能性が高くなります。

まとめ

さまざまなECサイトがありますが、Amazonは日本最大の利用者数と月間閲覧数を誇っています。商品発送の手間や、顧客とのやりとりを代行してくれるサービスもあるので、楽天市場やyahooショッピングなどその他のモールで出店されている方だけではなく、初めて出店を検討されているような方にとっても、Amazonへの出店は使いやすいサービスになっています。ぜひ出店をご検討ください。

※引用:Amazon出品サービス
https://services.amazon.co.jp/

販路拡大の手段として、Amazon以外への出店についても並行して検討してみてはいかがでしょうか?

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