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auPayマーケットの出店方法を徹底解説。月額費用や出店メリットなど

auPayマーケットの新規出店方法を徹底解説!

「KDDIがECに本格参入する」。

その宣言通り、「au経済圏」の戦略と連携した売り場として誕生したのが「auPayマーケット」です。
その流通規模は、国内ECモールの3強に追随するポジションに現在はいますが、旧モール名:Wowma!からの名称変更など、「auPay」ブランドの強化を進め急速に伸びているECモールの一つになります。
今回はそんなauPayマーケットについて出店をお考えの皆様に、沿革やモールの特徴、メリットデメリットや出店費用と出店方法まで説明していきます。

auPayマーケットとは?沿革について

auPayマーケットの前身、au Wowma!(旧モール名:Wowma!)は、2017年に「auショッピングモール」と、「DeNAショッピングモール」が統合して生まれた総合ショッピングモールです。

当時は、auコマース&ライフ株式会社と、KDDI株式会社が共同で運営しており、2020年5月21日からはその名称を「auPayマーケット」へと変更しました。
2019年12月にはローソンと資本業務提携を締結。これに伴いそれまでのauPayマーケットでの独自ポイント「au WALLETポイント」を「Ponta」に統合しています。
これによりPonta会員約1億人にリーチすることが可能になると同時に、Pontaユーザーにとっては、auでんきやauPayカードを使用してもPontaは貯まるので、使用シーンがリアルとネットの両方に広がり、au経済圏はさらに強化されつつあると言えます。

誕生から2年ほどで出店数を1.5万店舗まで伸ばし、その後も毎月60店舗以上の新規出店があります。
後述するCSV一括登録ツールも用意されてありますので、既に他社モールで実績があり、さらにauユーザーにアプローチしたい企業におすすめです。

auPayマーケットの特徴は?

新進気鋭のauPayマーケットは、まだまだデータと情報が少ないECモールです。
一体どんな特徴があるのでしょう?順にみていきましょう。

auIDオープン化に伴う見込み顧客の拡大

auPayマーケットのユーザー層は30〜40代が中心となっており、内訳は以下のようになっています。

女性 男性
10代以下 3% 3%
20代 20% 15%
30代 24% 21%
40代 28% 30%
50代 25% 31%

今までは2,500万人のauユーザーにオンライン、オフライン共にアプローチし、auPayマーケットへの誘導を図ってきましたが、2019年のauIDオープン化に伴い、他キャリアユーザーの取り込みも積極的に行われるようになりました。 ユーザーの93%がスマートフォンを使用しているため、モバイルフレンドリーなサイトデザインの方がより訴求力が高くなるでしょう。

他社モールの商品データ(CSV)を一括登録できる

楽天市場、Yahoo!ショッピングで登録されている商品データ(CSV)を変換して、一括登録できるツールを利用することができます。このツールを利用することで、auPAYマーケットの商品登録にかかる負担を大幅に軽減することができます。

auPayマーケットに出店するメリット

auPayマーケットに出店するメリットを具体的に見ていきましょう。

KDDIグループの巨大な集客力が期待できる

2,500万人のauユーザーもさることながら、業務提携している各グループ会社との相互送客も相まって、潜在顧客はまさに日本中にいると言っても過言ではないくらい、巨大なマーケットを活用することができます。
auサービスの様々な箇所でお得な特典と共にauPayマーケットを露出しauユーザーを誘導しているので、キャリア決済などau導線を強化していくことでauPayマーケットのアクティブユーザーを増やして、成約率の高い顧客層を生み出すことが可能です。

「コンビニ払い」など支払い方法が豊富

aupayマーケットでは、携帯キャリアならではの支払い方法として、毎月のauの通信料など携帯代金と一緒に支払うことができる「auかんたん決済」も選択できます。クレジットカードを持っていないユーザーにとっても、auPayマーケット内の商品購入はハードルが低いので、ECサイトのライトユーザー層が獲得しやすいという点は、特徴のひとつです。

他の選択肢として、クレジットカード払い・銀行振込・代金引換や、商品到着後にコンビニで支払う「NP後払い」、注文後にお近くのコンビニのレジで現金払いできる「コンビニ決済(コンビニ支払い)」などユーザーの支払い方法が豊富に用意されています。

※選択可能な支払い方法は店舗や商品により異なるので購入前に必ず確認しましょう。

ポイントを活用したマーケティングが可能

auPayマーケットのお買い物で、「お店からのポイント」や「モールからのポイント」がたまり、お買い物の支払いにもポイントを充当することができます。毎月のauの携帯代金でも気づかぬうちに相当ポイントがたまっているというユーザーも多いので、「利用期限も迫っているし、たまったポイントを使いauPayマーケットで買い物をしてみよう。」といった新規のお客様を獲得しやすい環境にもあります。また、店舗の売上を拡大したいタイミングで「ポイント○倍」など期間限定キャンペーンに参加も出来るので、ポイントを活用したマーケティングの幅も広がります。

競合が少ない

auPayマーケットは2017年にできた比較的新しいECモールです。 国内2強の楽天市場やAmazonと比べると、まだまだ売上高や出店数も少ないですが、流通総額は、昨年比で180%と順調な伸び率を記録しています。
※引用:https://145magazine.jp/retail/2020/12/au-pay-market-180-growth-the-future-that-president-yatsukawa-is-looking-at-now/

老舗のECモールの場合、各ジャンルで既に人気店が出来上がっているため、新規参入のハードルが高くなります。
auPayマーケットならまだライバルは少なく、先行者優位を得る可能性が高くなると言えます。

シンプルで体系立った販売の仕組み

auPayマーケットは、入会金・決済導入費が0円、かつ月額利用料が4,800円と、出品にかかるコストが比較的低いため、手軽に出品することができます。
また、決済手数料と成約手数料が合わせて計算されるので、非常にシンプルで分かりやすい料金体系となっています。
また、システムも簡単に出品ができる仕組みが用意されており、システム専用のサポートスタッフもいるのでネットショップ初心者でも安心です。

さらに、auPayマーケットに出店すると、国内向けショッピングモールに加えて、インアゴーラ社が運営している日本商品特化型ショッピングアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」への出店が可能となり、手軽に中国向け越境ECができるようになる点も大きな特徴になります。

タイムライン上などでユーザに自由な接客が可能

ユーザーへのセール告知などは、メルマガを中心にアプローチしていましたが、auPayマーケットでは、新たな取り組みとして、タイムラインが活用できるようになりました。お気に入り登録していたユーザーに期間限定のタイムセールなどの告知も簡単にすることができます。

「顧客セグメント別」の高機能な分析機能が利用できるように

auPayマーケットでは、2020年に分析機能を大幅に改善しています。大きな変更点としては、「顧客セグメント」が新たに追加されました。これにより商品販売動向の分析や、店舗ページへの流入元などの軸と、「ユーザーセグメント(人)」の軸を掛け合わせて見ることができ、現状分析から課題の発見・施策の検討・実施・効果測定までPDCAサイクルを回していくための基盤が整っているという点は、ショップを開設して販売を伸ばしていく中では大きなメリットとなってきます。

auPayマーケットのデメリット

auPayマーケットに出店するメリットも多くある一方で、デメリットも少なからずあります。
事前に注意点として把握しておけば始める際に障害となることはないので順番に見ていきましょう。

CSV機能の利用は有料

大量の商品を一括で出品したり、商品情報を登録・変更・削除するのに便利なCSV機能ですが、こちらはオプションプランとなっており、利用するには月額10,000円(税抜)の費用が別途必要になりますのでご注意ください。

フリーメールアドレスを使用できない

フリーメールアドレスとキャリアメールも使用できません。大学のメールアドレスや企業のメールアドレスをを持っている方であれば問題ないのですが、フリーメールアドレスしか持っていない人は新たに独自ドメインを取得しなければなりません。

auPayマーケットの出店プラン・費用について

auPayマーケットは「シンプル出店プラン」と「コミコミ出店プラン」の2つのプランがあり、どちらも月額費用として月々4,800円かかります。
しかし、入会金と決済導入費に関してはいずれも0円となっており、比較的参入障壁の低い料金設定となっています。

また、どちらのプランも出品数は50,000点までとなりますのでそれ以上の出品となる場合、オプションで別途料金が発生します。
(※2021年1月時点:https://wowma.shop/plan.html

シンプル出店プラン

自社で安い決済サービスを用意できる場合は、こちらのシンプル出店プランがおすすめです。
決済サービス手数料も含めると、全体の手数料は以下のようになります。

成約手数料 2.0〜6.5%
決済手数料 3.7〜4.7%
ポイント手数料 1.0%

コミコミ出店プラン

コミコミ出店プランは「株式会社ペイジェント」が取り扱う決済サービスの利用にかかる各種料金を含んだプランです。
決済手数料込みの成約手数料として請求され、売上が高くなるほど成約手数料が下がるお得なプランになります。トータルで見ると、コミコミ出店プランの方がお得であると言えるでしょう。

成約手数料 4.5〜9.0%
決済手数料
ポイント手数料 1.0%

その他、売上額別の詳細な各種成約手数料についてはこちらをご覧ください。

新規出店までの流れ

auPayマーケットでは申し込みから平均1ヶ月で開店可能になっています。
申し込み手順を具体的に見ていきましょう。

STEP1:WEBから申し込む

まずはこちらから仮申し込みを済ませましょう。
必要事項を入力して「仮申し込み」のボタンをクリックします。
メールアドレスもフリーメールアドレスは使用できず、独自ドメインを取得しなければなりません。
本申し込みでは、申し込みプランを選択します。順次必要事項を入力していき、Web決済の申し込みと口座情報の登録を行えば本申し込みは完了です。

STEP2:各種書類の送付

次に、送付する各種書類を準備します。
法人か個人事業主かによって、準備する書類が異なるので注意が必要です。
必要な書類は以下の通りです。

①銀行口座情報(申込者と同一のもの)
②印鑑登録証明書(取得後3ヶ月以内のもの)
③履歴事項全部証明書(法人の場合)
④住民票(取得後3ヶ月以内のもの、個人事業主の場合)

STEP3:審査開始

WEBから出店申込が完了すると審査に入ります。

STEP4:審査通過の連絡

申し込み後、審査結果通知が届きます。

STEP5:必要書類の送付

審査が通過すると、auPayマーケットから必要書類が送られてきますので、必要事項を記入し返送しましょう。返送する必要がある書類は以下の通りです。

①入会申込書
②口座振替依頼書
③その他必要書類

STEP6:店舗作成→オープン!

書類を返送した後は開店に向けて準備を進めます。
既に他モールに出店している店舗がauPayマーケットに出店する場合、他モールに出店中の商品をCSVで一括登録するツールがありますので大変便利です。
また、ページ作成に関してはテンプレートを活用してデザインできるようになっていますので、商品点数やどこまで作り込むかにもよりますが、比較的店舗側の負担は少なくて済みます。

まとめ

auPayマーケットは、後発なのでまだまだ出店数は少ないですが、成長が著しい期待のマーケットプレイスです。

既に他ECモールで販売実績があり、さらなる顧客層の拡大を図りたいという企業は、進出を考えてみても良いかもしれません。
商品や店舗の独自ページを作成することができる点から、商品の個性や特徴がそのまま購入機会につながるファッション、家電、日用品、コスメ、グルメに強いECモールとなっています。

大型イベントやauユーザー優遇キャンペーンの開催、さらにはライブコマースへ注力するなど、様々な施策が打ち出されているauPayマーケット。
今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか。
先行者となりポジションを確立したい企業にとってはチャンス!auPayマーケットに参入し、新しい販売網を作り上げてみてはいかがでしょうか。

※引用:https://wowma.shop/

販路拡大の手段として、auPayマーケット以外への出店についても並行して検討してみてはいかがでしょうか?

・楽天市場出店について

・Yahoo!ショッピング出店について

・PayPayモール出店について

・Amazon出店について

・ポンパレモール出店について

・Qoo10出店について