
EC一元管理システム「GoQSystem(ごくーシステム)」を導入、あるいは検討する中で、多くの店舗様が一度は通る疑問があります。
「商品マスターって、各モールへ一括で商品登録(出品)するための機能でしょ?」
それは、商品マスター本来の役割ではありません。 GoQSystemにおいて、モールへの出品を行うのは「商品管理」という別の機能。今回ご紹介する「商品マスター」は、出品ではなく受注処理や出荷作業を自動化・効率化するための「元帳」にあたります。
今回は前編として、意外と知られていない商品マスターの本来の役割と、設定することで得られる基本のメリットを分かりやすく解説します!
目次
1. GoQSystemの「商品マスター」とは?
GoQSystemの商品マスターとは、複数モールから入ってくるバラバラの注文データを、GoQ内部で正しく処理・翻訳するための「共通の辞書(データベース)」です。
楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、au PAY マーケットなど、各モールで売っている商品のコード(SKU)や商品名は、モールごとの規約やSEO対策によってバラバラになりがちです。
商品マスターに「品番(商品SKU)」を基準とした正しいデータをあらかじめ登録しておくことで、各モールからバラバラな形式で注文が入ってきても、システムが自動的に「あ、あの商品のことね」と正しく判断し、すべてのデータを綺麗に交通整理してくれるようになります。
2. 設定することで得られるメリットと主要機能
商品マスターを構築・活用することで、日々の受注管理やバックヤード業務、そして出荷現場に以下のような劇的な変化が生まれます。
① 【受注一覧&各種帳票】長い商品名をシンプルな名称へ自動変換!
楽天市場などでよくある「【送料無料】◆ポイント10倍◆〇〇ランキング1位獲得……」といった、SEO対策用の非常に長い商品名。これがそのまま管理画面や印刷物に載ってくると、文字が溢れて見づらく、確認作業のスピードが落ちてしまいます。
商品マスターに「シンプルな管理用商品名」を登録しておけば、受注一覧画面の表示を社内用の分かりやすい名称に一括変換できます。
さらに、商品マスター内にある「伝票用商品名」の項目を設定しておくことで、以下の帳票やデータにもシンプルな名称が自動で反映されます。
- 送り状伝票(配送会社のラベルに印字される「品名」)
- 受注伝票
- 納品書
- ピッキングリスト
- CSVデータ
ピッキングリストや受注伝票などが管理用商品名で表示されるので出荷の際の手間が半減しますし、送り状の品名がすっきりすることで、お客様が荷物を受け取る際にも「何が入っているのか」がひと目でわかりやすくなり、安心感に繋がります。
以前記事でご案内してますので、詳細は下記の記事から♪
② 【商品コード・JANの統一】煩雑な管理を一本化し、ピッキングを効率化!
多モール展開をしていると、同じ商品であるにもかかわらず、モールごとに商品コード(SKU)が微妙に異なって登録されてしまうことがあります。
商品マスターを活用すれば、このようにバラバラになってしまった商品コードやJANコードをGoQSystem内でガッチリと統一化して管理できるようになります。社内基準のコードでデータが一本化されるため、倉庫でのピッキング作業のミス削減やスピードアップなど、あらゆる用途で業務効率化に貢献します。
③ 正確な「売上管理(粗利計算)」が自動で可能に
商品マスターには、販売価格だけでなく「仕入価格(原価)」を登録する項目があります。 ここを出荷前に設定しておくことで、GoQSystem内の売上管理機能にデータが連動。各モールの注文データと自動で紐付き、「今月はいくら売れて、いくら粗利が出たのか」がシステム上で自動計算できるようになります。
こちらも以前ご紹介しておりますので、ぜひご覧ください♪
④ CSV一括アップロードで、何千商品でも一気にメンテナンス
「商品数が多いから、一つずつマスターを作るのは面倒…」という場合も、専用のCSVテンプレートを使って、一括でマスターの登録・編集が可能です。
💡 マニュアルに学ぶ!CSV運用のマメ知識 GoQSystemのマスター登録CSVには、「コントロールカラム」という列があります。ここに以下のアルファベットを指定することで、システムに指示を出せます。
n: 新しく商品マスターを【追加】するu: 既存の情報を【更新(上書き)】するd: 情報を【削除】する
これにより、季節ごとの価格改定や仕入値の変更も、Excel等で一括編集してアップロードするだけで一瞬でメンテナンスが完了します。
まとめ:商品マスターは自動化への「第一歩」
GoQSystemの商品マスターは、複数モール運用の「根っこ」となる重要なデータ基盤です。受注一覧の見やすさ向上や、送り状・納品書への自動変換、そしてコードの統一を綺麗に整えておくことで、受注処理のスピードが上がり、人為的ミスを未然に防ぐことができるようになります。
「セット品(入数が異なるものや、福袋など)やノベルティが多いから管理が複雑になりそう……」
「商品の大きさによって配送方法が変わるのを目視するのが大変…」
「購入個数が変わればもっと数えてどのサイズになるのかを毎回判断するのに時間がかかる…」
次回は【後編】として、出荷現場の負担をさらに減らす「セット商品の内訳表示」「同梱物の自動追加」さらに最近加わった項目の「荷物サイズ」の活用方法など、商品マスターを120%使い倒すテクニックをご紹介します!お楽しみに!







