
ECサイトを運営していると、商品登録や受注データの確認、在庫更新など、CSVファイルを扱う機会は意外と多いものです。
以前の記事でもCSV編集エディタをご紹介しましたが、利用できるツールや料金体系、対応OSなども少しずつ変化しています。
そこで今回は2026年版として、CSVの確認・編集におすすめのツールを5つ、対応OSや料金も含めて改めてご紹介します。
「普段はExcelを使っているけれど、ほかの方法も知りたい」
「Macでも使えるCSVエディタを探している」
「大きなCSVをもっと快適に編集したい」
そんな方はぜひ参考にしてみてください。
※対応OS・料金・提供状況などは2026年10月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
目次
おすすめCSVエディタ5選を比較
まずは、今回紹介するツールを簡単に比較してみましょう。
| ツール | 対応OS | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Microsoft Excel | Windows / macOS | Web版は無料 / デスクトップ版は有料 | 定番。表計算やデータ加工に強い |
| Cassava Editor | Windows | 無料 | シンプルでCSV編集に特化 |
| Modern CSV | Windows / macOS / Linux | 無料版 / 有料版あり | CSV専用。操作性と機能のバランスが良い |
| EmEditor | Windows | 業務利用は有料版 | 大容量CSVの処理に強い |
| VS Code + Edit CSV | Windows / macOS / Linux | 無料 | 表形式で編集でき、細かな確認にも強い |
それぞれ特徴が異なるため、「どれが一番優れているか」ではなく、普段の作業内容に合わせて使い分けるのがおすすめです。
1. Microsoft Excel
CSVを扱うツールとして、まず思い浮かぶ方も多いのがMicrosoft Excelです。
表形式でCSVを確認できるほか、並べ替えやフィルター、関数なども利用できるため、商品データや受注データを整理するときにも便利です。
普段からExcelを使っている場合、新しく操作方法を覚える必要がほとんどないのも大きなメリットです。
対応OS:Windows / macOS
料金:Web版は無料 / デスクトップ版は有料
こんな方におすすめ
- 普段からExcelを利用している
- CSVを表形式で確認したい
- フィルターや関数を使ってデータを加工したい
- 商品データなどをまとめて編集したい
ExcelでCSVを扱うときの注意点
ExcelではCSVを開いた際に、内容によって表示形式が自動的に変わることがあります。
例えば、
- 「00123」が「123」になる
- 長い数字が指数表記になる
- 日付のような文字列が日付として認識される
といったケースです。
EC運営では、商品コードやJANコード、受注番号など、「数字に見えるものの、数値として計算する必要がないデータ」を扱うことも多くあります。
CSVを編集した後は、意図しない変換が発生していないか確認しておくと安心です。
公式サイト
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/excel
2. Cassava Editor
CSVをシンプルに確認・編集したい場合におすすめなのが、Cassava Editorです。
Cassava Editorは、CSVファイルを表形式で手軽に作成・編集できるWindows向けのCSVエディタです。
Excelのようにセル形式でデータを確認できるため、CSVを直接テキストとして編集するよりも内容を把握しやすいのが特徴です。
複雑な表計算機能は必要なく、「CSVの中身を確認したい」「一部だけ修正したい」といった用途にも向いています。
対応OS:Windows
料金:無料
商用・非商用を問わず無料で利用できるため、業務でCSVを扱う場合にも使いやすいツールです。
こんな方におすすめ
- CSVをシンプルに編集したい
- CSVを扱う機会が多い
- 商品コードや受注番号などを確認・修正したい
- 表計算機能よりもCSV編集のしやすさを重視したい
EC運営では、モールやカートシステムからCSVをダウンロードし、一部を修正して再度取り込むといった作業も少なくありません。
そのような日常的なCSV編集にも使いやすいツールです。
公式サイト
https://www.asukaze.net/soft/cassava/
3. Modern CSV
WindowsだけでなくMacでもCSV専用エディタを使いたい場合には、Modern CSVという選択肢もあります。
Modern CSVはCSVやTSVなどの編集に特化したツールで、表形式でデータを確認しながら編集できます。
検索・置換や並べ替え、フィルターなど、CSVを扱う際によく使う機能も備えています。
Windows・macOS・Linuxに対応しているのも特徴です。
対応OS:Windows / macOS / Linux
料金:無料版 / 有料版あり
無料版でも基本的な編集や検索・置換、並べ替え、フィルターなどを利用できます。
より高度な機能が必要な場合は、有料版のPremiumも用意されています。
こんな方におすすめ
- WindowsとMacの両方で使えるCSVエディタを探している
- CSV専用のツールを利用したい
- 検索やフィルターを使ってデータを確認したい
- 無料版から試してみたい
「Excelほど多くの表計算機能はいらないけれど、CSVを快適に編集したい」という場合には候補にしやすいツールです。
公式サイト
https://www.moderncsv.com/
4. EmEditor
商品数や受注数が多く、容量の大きなCSVを扱う場合にはEmEditorもおすすめです。
EmEditorはWindows向けのテキストエディタですが、CSVを扱うための機能も充実しています。
検索・置換や並べ替え、フィルターなどを利用できるほか、大容量ファイルを扱うための機能も用意されています。
対応OS:Windows
料金:業務利用ではProfessional版が必要
EmEditorにはFree版もありますが、Free版は家庭や学校での個人利用向けです。
また、CSVツールや並べ替え、フィルターなどの機能はProfessional版で提供されているため、EC店舗など業務でCSV編集に利用する場合はProfessional版を確認しておくとよいでしょう。
こんな方におすすめ
- 数万行、数十万行など大きなCSVを扱うことがある
- Excelで大容量CSVを開くと動作が重い
- 検索や置換を頻繁に行う
- 大量の商品データや受注データを扱っている
商品点数の多いECサイトでは、一度に大量の商品情報をCSVで確認することもあります。
CSVのサイズが大きく、普段使っているツールでは動作が重いと感じている場合には、選択肢のひとつになります。
公式サイト
https://www.emeditor.com/
5. Visual Studio Code + Edit CSV
少し上級者向けですが、Visual Studio Code(VS Code)に「Edit CSV」という拡張機能を追加すると、CSVを表形式で編集できます。
通常、VS CodeでCSVを開くとテキストとして表示されますが、Edit CSVを利用すると、Excelのような表形式に切り替えて編集できます。
セル単位で内容を確認・修正できるため、CSVを直接テキストで編集するよりも扱いやすいのが特徴です。
対応OS:Windows / macOS / Linux
料金:無料
こんな方におすすめ
- 普段からVS Codeを利用している
- CSVを表形式で編集したい
- CSVの中身も直接確認できる環境が欲しい
- 検索や一括置換なども活用したい
VS Codeでは、通常のテキスト表示と表形式での編集を使い分けられます。
例えば、
- 普段はEdit CSVで表形式にして編集
- 取り込みエラーが出たときはテキストとして中身を確認
- 複数の値をまとめて変更したいときは検索・置換を利用
といった使い方ができます。
EC運営ではCSVを単純に編集するだけでなく、「なぜ取り込めないのか」を確認する場面もあります。
そのため、表形式での編集とテキストとしての確認をひとつのツールで行えるのは大きなメリットです。
さらに、CSVを列ごとに色分けして確認したい場合には「Rainbow CSV」という拡張機能を追加する方法もあります。
Edit CSVとあわせて使うことで、CSVの編集と確認をより行いやすくできます。
公式サイト
Visual Studio Code
https://code.visualstudio.com/
Edit CSV
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=janisdd.vscode-edit-csv
Rainbow CSV
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=mechatroner.rainbow-csv
結局どのCSVエディタを選べばいい?
それぞれ得意なことが違うため、作業内容に合わせて選ぶのがおすすめです。
普段通り表形式で編集したい
Microsoft Excel
普段からExcelを使っている場合は、やはり扱いやすいでしょう。
シンプルにCSVを編集したい
Cassava Editor
CSVの確認やちょっとした修正が中心であれば、CSV編集に特化したCassava Editorが便利です。
無料で業務利用できるため、まずCSV専用エディタを試してみたい場合にも使いやすいでしょう。
Macでも使えるCSV専用エディタが欲しい
Modern CSV
WindowsだけでなくmacOSやLinuxにも対応しているため、複数のOSでCSV専用エディタを利用したい場合に向いています。
無料版から試せるのもポイントです。
大容量CSVを扱いたい
EmEditor
大量の商品データなど、サイズの大きなCSVを扱うことが多い場合におすすめです。
業務で利用する場合は、Professional版の利用条件もあわせて確認しておきましょう。
CSVを表形式でも中身でも確認したい
VS Code + Edit CSV
普段は表形式で編集しつつ、必要なときにはCSVの中身を直接確認できます。
検索・置換などVS Code本来の機能も使えるため、CSVを細かく扱いたい方に向いています。
まとめ
EC運営では、商品登録・受注処理・在庫更新など、さまざまな場面でCSVを扱います。
Excelは非常に便利なツールですが、CSV編集に特化したソフトや、大容量ファイルの処理に強いツールなど、用途に応じた選択肢もあります。
今回ご紹介したツールは、それぞれ得意なことが異なります。
- 定番で使いやすい「Microsoft Excel」
- シンプルなCSV編集に便利な「Cassava Editor」
- Windows・Mac・Linuxで使える「Modern CSV」
- 大容量CSVに強い「EmEditor」
- 表形式での編集と細かな確認ができる「VS Code + Edit CSV」
また、ツールによって無料で利用できる範囲や、業務利用時のライセンス条件も異なります。
「無料だから使ってみよう」と判断するだけでなく、自分の利用環境や作業内容に合っているかを確認しておくと安心です。
普段のCSV作業で「ちょっと使いにくい」「もっと効率よく編集したい」と感じている場合は、自分の作業に合ったCSVエディタを試してみてはいかがでしょうか。
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https://goqsystem.com/






