ヤマト運輸が提供している「ヤマトフルフィルメント」サービスが【2025年2月20日(木)】をもってサービスを終了することが発表されました。この発表により、ECサイトを運営している店舗様にとって、今後の出荷業務の対応についての不安が高まっているかと思います。今回は、ヤマトフルフィルメント終了後の出荷対応の注意点と、代替倉庫の選び方について解説します。
目次
サービスの終了日の概要については以下をご確認ください。
出荷 | 2月20日(木)15:00受付分まで |
入荷 | 2月17日(月)到着分まで |
チャーター・コンテナ入荷 | 2月15日(土)到着分まで |
在庫返送依頼 | 2月20日(木)18:00まで ※依頼いただけなかった場合は、返送までの期間の保管料が発生します。 |
コールセンター | 3月31日(月)まで |
参考:「Yahoo!ストア向け フルフィルメントサービス」終了のお知らせ
ヤマトフルフィルメントサービス ヘルプページ
ヤマトフルフィルメント終了にあたり、以下が候補として挙げられます。
・楽天スーパーロジスティクス(RSL)、FBAマルチチャネルへ預ける
・自社出荷への切り替え
・その他の倉庫へ預ける
楽天スーパーロジスティクス(RSL)は、楽天市場に出店中の店舗が利用可能な物流アウトソーシングサービスになります。商品の入荷、管理、発送等の物流業務を委託可能です。楽天スーパーロジスティクス(RSL)は、AmazonやYahoo!ショッピングなどの他モールで注文された商品の配送にも対応、また同一料金での配送ができます。作業品質も、業界トップレベルを誇ります。
>>楽天スーパーロジスティクスを徹底解説!料金や利用・納品方法も紹介
FBA(Fulfillment by Amazon)とは、Amazonの物流サービスで、出店者が商品の保管、ピッキング、梱包、配送をAmazonに委託できる仕組みです。一方、FBAマルチチャネルは、このFBAのサービスをAmazon外の販売チャネルにも適用できる機能で、Amazon以外のECサイトで販売している商品も、Amazonの倉庫で保管し、配送をAmazonに任せることができます。
>>FBAマルチチャネルを徹底解説!料金や利用・納品方法も紹介
楽天スーパーロジスティクス(RSL)FBAマルチチャネルではなく、その他の倉庫へ預けるといった選択をされる店舗様もいらっしゃいます。GoQSystemでは以下の倉庫とAPI連携が可能です。代替倉庫として、是非ご検討ください。
対応ロジ | 出荷指示(自動) | 出荷実績(自動) | 365日出荷 | サービスページ |
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楽天スーパーロジスティクス | 〇 | 〇 | 〇 | 楽天スーパーロジスティクス案内ページ |
FBAマルチチャネル | 〇 | 〇 | 〇 | FBAマルチチャネル案内ページ |
ロジザードZERO | 〇 | 〇 | 〇 | ロジザードZERO案内ページ |
オープンロジ | 〇 | 〇 | × | オープンロジ案内ページ |
stock crew(2/17連携予定) | 未定 | 未定 | 未定 | stock crew案内ページ |
mimosa(連携予定) | 〇 | 〇 | 〇 | mimosa案内ページ |
※オープンロジは日・祝日については対応外
倉庫へは預けずに自社で出荷をすることも可能です。
商品保管のスペースや人手が足りるかなど、事前に準備が必要となります。
以下の記事にて、各倉庫の特徴を詳しくまとめた記事を書いています。
是非ご覧ください。
>>EC物流倉庫とは?選び方と料金例、サービス別比較もご紹介
ヤマトフルフィルメントの終了に伴い、適切な準備と代替倉庫の選定を行うことで、スムーズに業務を切り替えることが可能です。出荷業務を委託する際には、サービス内容やコスト、配送スピードを総合的に判断し、最適な倉庫を選びましょう。