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BASE(ベイス)の簡単ネットショップ出店方法と料金・機能やメリットデメリットの解説

最終更新日時:2024/04/29

皆様、BASE(ベイス)をご存知でしょうか。最近テレビのCMや広告でよく見かける、といった方も多いかと思います。簡単に言うと、BASEはネットショップを作成することができるサービスになります。また、ショップ開設数200万ショップ突破、ネットショップ解説実績6年連続No.1の実績を誇っています。

今回は、そんなBASEでネットショップを出店する際のメリット・デメリット、また費用や出店方法等についてご紹介します。

BASE(ベイス)とは?

BASEは、前述した通り、ネットショップを作成できるサービスになります。その最大の特徴としては、スタンダードプランであれば、年会費、月額費ともに無料で誰でも簡単にネットショップを作成できる、という点です。決済料やサービス料などの費用が発生するのは商品が売れた時のみになります。

毎月の利用料がかかるサービスだと、維持費だけがかかってしまい赤字になるといった状況になってしまうおそれがありますが、BASEなら商品が売れるまでは無料という仕組みになっているので、ネットショップを作成するハードルが比較的低いのが魅力です。

BASE(ベイス)の出店方法について

STEP1: アカウント作成

出店するにはまず、BASEアカウントを作成します。入力する項目は、メールアドレス、パスワード、ショップURLになります。これらの項目を入力し、「無料でネットショップを開く」をクリックしてください。その次に、反社会的勢力ではない旨の誓約書に同意をし、完了となります。
>>BASEアカウント作成ページ

STEP2: メールアドレス認証

アカウント作成時に入力したメールアドレスに、BASEよりメールが届きます。本文中に記載されているURLをクリックしたら、メールアドレス認証は完了となります。

STEP3: 運営に関わる情報の設定

ネットショップを開設する際には、運営に関わる情報の記載が必要になります。「入力する」をクリックして、入力していきましょう。
入力項目は下記になります。

STEP4: お支払方法の選択

このステップでは、導入する決済方法に☑をいれ、明細書に記載するサービス名、また生年月日等の必要事項を入力します。どの決済方法を選択しても、負担する決済手数料は変わりませんので、できるだけ多くの決済に対応しておくことが重要です。

STEP5: 商品登録

BASEのホーム画面より、商品登録のページを開きます。商品登録で記載することは、「価格」、「商品説明」、「商品画像」、「在庫数」等になります。テスト商品は簡単に削除することができるので、最初はテストで登録して試してみましょう。

STEP6: ショップ設定

商品の登録と同時に、ショップ設定を行います。
ショップ設定では、「ショップ名」、「ショップの説明」、「ショップデザイン」を決めます。どれもお店を左右する重要な情報になりますので、慎重に決めていきましょう。この作業の後、ショップを公開すれば、出店完了になります。

BASE(ベイス)の料金形態について

料金プラン比較

BASEの料金プランは主に、スタンダードプラン、グロースプランの2つになります。この2つのプランの比較表は下記になります。

項目スタンダードプラングロースプラン
オススメの目安ネットショップ初心者や月商50万円未満のショップ月商50万円以上のショップ
初期費用0円0円
月額費用0円/月16,580円/月
決済手数料3.6%+40円2.9%
サービス手数料3%0円

スタンダードプランでは、初期費用・月額費用ともに無料ですが、商品が売れた際に決済手数料・サービス手数料がかかる仕組みになっています。グロースプランでは、月額費用がかかりますが、手数料がスタンダードプランよりも安くなります。そのため、目安として月商50万円未満のショップはスタンダードプラン、月商50万円以上の売上があるショップは、手数料が安いグロースプランを選択するのがオススメです。

プラン別決済手数料比較

BASEでは、選択するプラン・決済方法によって手数料が変化します。下記の表は、プラン別に決済手数料を比較したものになります。

決済方法スタンダードプラングロースプラン
後払い(PAY ID)3.6%+40円2.9%
クレジットカード決済
(VISA、MasterCard、AmericanExpress、JCB)
3.6%+40円2.9%
銀行振込
(SMBC、三井住友銀行)
3.6%+40円2.9%
キャリア決済
(d払い、au、UQmobile、SoftBank、Y!mobile)
3.6%+40円2.9%
コンビニ決済・Pay-easy3.6%+40円2.9%
後払い決済3.6%+40円2.9%
Amazon Pay4.6%+40円3.9%
PayPal4.6%+40円3.9%

BASE(ベイス)の主な機能

ここでは、BASEの主な機能を項目別にご紹介致します。BASEでは、「BASE Apps」というBASE内で利用できる拡張機能が存在します。BASE Apps では様々な機能を追加することが可能です。Appsは、Appsページから簡単にインストールすることができ、インストール後は自動的にショップに反映されます。

デザイン

デザインに関する機能では、フリーフォーマットのページ作成、HTML・CSS・javascriptの編集、商品ページ拡張、英語・外貨対応やカテゴリ設定等の機能が揃っています。無料で使えるテンプレートに加え、プロのクリエイターがデザインした有料テーマのものもございますので、誰でも簡単におしゃれなページをデザインすることができます。

マーケティング

マーケティングに関する機能では、プレスリリースサービスとの連携、インスタ広告、Googleショッピングタグへの商品連携、note連携、メッセージ機能、予約販売、SNS連携、クーポン機能、レビュー機能、SEO対策、メールマガジン等たくさんの機能が用意されています。プレスリリースサービスとの連携では、配信サービス大手の「Value Press」と連携しています。またコミュニティを作成する機能もございます。無料or有料のコミニュティを作って、会員を募り、会員のみが購入できる限定商品の販売や、会員のみ閲覧可能なクローズドページ等を提供することができます。

注文・発送管理

注文・発送に関しては、海外配送サービスとの連携、入出金データのダウンロード、売上管理、配送代行、メール自動配信、メッセージテンプレート機能、海外配送設定、納品書作成等の機能があります。売上管理では、クラウド会計ソフト「freee」「マネーフォワード」と連携し、売上や手数料を自動で帳簿管理することが可能です。また注文データも一括でDLすることが可能です。

商品

商品に関しては、ラベルの設定や受注販売、スマホケース・Tシャツ作成、年齢制限、定期便、購入数量制限、商品オプションの追加、デジタル商品販売、テイクアウト販売等の機能が揃っています。スマホケース・Tシャツ作成では、ショップが権利を持つ写真、画像等をアップロードするだけで、受注生産でオリジナルの商品を作って販売することができます。

ウェブホスティング

ウェブホスティングとは、ウェブサイトまたはウェブアプリケーションを保存し、デスクトップ、モバイル、タブレットなどの様々なデバイスで簡単にアクセスできるようにするサービスになります。BASEのウェブホスティングでは、専門窓口によるサポートや、2段階認証、独自ドメイン、無料のSSL証明書等の機能をお使いいただけます。

分析

分析に関しては、Googleコンバージョンタグ設定、SNS流入計測、Googleアナリティクス連携、ダッシュボード機能等の機能が用意されています。重要指標の自動抽出も可能で、平均注文単価等の重要指標が、自動的に集計されて分析ダッシュボードに表示されます。また、SNS流入計測では、どのSNS(Instagram、Twitter、Facebook)からそれぞれどの程度流入があったのかをこちらも同様分析ダッシュボードに表示します。

決済

決済に関する機能では、お急ぎ振込や、PAY IDアカウント、海外決済、屋号指定、不正決済保証などの機能が充実しています。PAY IDアカウントとは、BASEで作られたショップで利用することができるショッピングサービスになります。決済アカウントに登録していただくと、お買い物の際にメールアドレスとパスワードを入力するだけで住所や名前、クレジットカード情報などの入力なしで次回以降も簡単に購入できます。また、不正決済保証では、クレジットカードが不正利用(チャージバック)された時のショップの被害金額が保証される機能になります。

※各機能の詳細は、こちらからご確認ください。
>>BASEの機能について
>>BASE Apps機能一覧

BASE(ベイス)を導入するメリット・デメリットとは?

BASE(ベイス)を導入するメリットとは?

BASEを導入するメリットは以下になります。

BASE(ベイス)を導入するデメリットとは?

反対に、BASEの導入する上で考えられるデメリットは以下になります。

BASE(ベイス)とGoQSystemの連携について

GoQSystemでは(受注管理、在庫管理)でBASEとの連携に対応しております。GoQSystemとBASEを連携することで、BASEの受注をGoQSystemに取り込み、メールの送信や送り状の作成などが出来ます。また、APIでの連携もしているので、一括での受注取得や書き出しが可能です。

ご利用の際の料金は以下となります。

詳しい連携方法はこちらからご確認ください。
>>【BASE】受注APIご利用方法
>>【BASE】在庫連携CSVダウンロード方法
>>在庫連携とは

まとめ


今回は、BASEを導入するメリット・デメリット、また出店方法や料金形態等について解説させていただきました。

何と言っても、BASEは初期費用、月額費用無料で始められるプランがあるので、ネットショップ実際に立ち上げて、運営しながら学ぶことができます。どうしてもカートサービスは、その他有名モールに比べると集客が難しい面もありますが、BASE独自の拡張機能やSNS連携、分析機能も豊富なので、工夫次第でショップの知名度を上げたり、集客力を高めることが可能です。

ショップの立ち上げまでがとても早く、開設までのハードルが比較的低いのも特徴です。説明書やマニュアルを読み込む必要なく、直感的な操作のみで立ち上げる事ができるので、実際に約30分で立ち上げが完了してしまいます。立ち上げまでの時間を短縮することで、その分デザインや運営方法等他の作業に時間を割くことができるのはショップ運営者様にとっても魅力的なポイントではないでしょうか。

まずは、初期費用、月額費用が無料のプランからBASEでショップ運営を始めてみることをオススメします。

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