安心安全、全品国産の雑穀米を販売する「雑穀米本舗」。楽天市場ではショップ・オブ・ザ・イヤーを連続受賞するなど、お客様からの評価はどんどん高まっています。
しかし受注件数が増えるにつれ手作業が膨大になってしまい、また顧客満足度も課題に。
他社システムとGoQSystemを比較し、どのようなメリットがあったのかをお伺いしました。
導入事例
作業人数 1~2名
安心安全、全品国産の雑穀米を販売する「雑穀米本舗」。楽天市場ではショップ・オブ・ザ・イヤーを連続受賞するなど、お客様からの評価はどんどん高まっています。
しかし受注件数が増えるにつれ手作業が膨大になってしまい、また顧客満足度も課題に。
他社システムとGoQSystemを比較し、どのようなメリットがあったのかをお伺いしました。
加藤さん:例えば1日に100件以上の注文が入っても、送り状を一つひとつ写メに撮って各モールごとに情報を手入力していました。商品の配送方法も1kg~2kgまではネコポス、3kg以上を宅急便と手動で変更していたので、その他の受注業務を含めると半日以上の時間がかかり、正直思い出したくないくらい大変でしたね。
また当社はリピーターのお客様が多いのですが、各モールをまたいでリピート回数を把握することも課題の一つでした。
加藤さん:すでにGoQSystemを利用していた店舗からの紹介です。
実は当時、他の受注管理システムを試してみたのですが、使いにくいという点と当社の商材との相性の悪さが問題でした。
そんなとき、GoQSystemを利用している店舗からの紹介で無料体験をすることになりました。20日間の利用で、その使いやすさからすぐに導入を決めました。
まず、GoQSystemは直感的な操作性なので、スタッフへの引き継ぎの時間もかかりません。
さらに、ECサイトを運営している私達の気持ちをくみとってシステム開発をしてくれるので、「あったらいいな」と思っていた機能が充実している点も決め手になりました。
たとえば「送り状を10件分印刷したけど、そのうち1件だけは出荷を止めておきたい」という場合があります。
他のシステムではなかなか対応が難しかったのですが、GoQSystemの自動処理の機能では「出荷日が到来した受注のみを振り分ける」といった設定ができるので、その日に出荷する商品を在庫数を確認しながらといった形で調整できるようになりました。
簡単な操作性でありながら、自由に受注対応ができるのは、当社のニーズにぴったりでした。
加藤さん:導入前の課題だった情報の手入力、配送方法の手動切替は、自動処理機能で解消されました。
楽天スーパーセール期間中は、1日3,000件以上の注文が入ります。以前であればプライベートの時間も睡眠時間も削って作業をしていましたが、そんな繁忙期でも自動処理を設定しおけば商品ごとに自動振り分けしてくれます。送り状発行もスムーズになり、時間を有効活用できています。
自動処理で設定できる条件が豊富なので、業務に合わせて自由にカスタマイズできるのが大きなメリットですね。
また、GoQSystemではリピート回数が受注一覧画面にて一目でわかります。発送時にリピーター向けのチラシを同封することができるようになったので、顧客満足度の向上に繋がり、売上拡大のきっかけになっています。
さらに、効率化だけでなくヒューマンエラーの削減もできました。というのも、GoQSystemは作業履歴を自分たち確認できる箇所があるのでミスの原因を調べることができます。「個人のミス」という漠然としたものではなく具体的な改善策を立てることができ、再発防止につながっています。
加藤さん:まず思い浮かぶのは、受注業務の簡略化により、他の業務に時間を使えるようになったことです。これまでは半日から一日かかっていた受注業務を午前中だけで終わらせることができるようになったので、午後はマーケティング、市場調査などの時間に活用できています。
例えば「最近〇〇地方の受注が増えたな」と気づく余裕が生まれました。調べてみると、弊社の雑穀米がその地方のローカル番組で紹介されていたようでした。このように、どんな流れでニーズが生まれているのかを把握するのは、運営戦略を立てる上で欠かせないことですね。
そして、GoQSystem導入前は受注業務に時間がかかるといった課題や、手間もミスも増えるだろうという心配があって、モール展開をしたくても躊躇してしまっていました。しかしGoQSystem導入後の現在は課題が解消され、また手間やミスが増えてしまうかもという心配がなくなったので、11店舗まで販路拡大をすることができました。
加藤さん:GoQSystemが提供している無料ツールも活用しています。
楽天やYahoo!ショッピングのデイリーランキングの結果を毎日教えてくれる「ランキングチェッカー」を使うことで、弊社の商品がその日のランキングで受賞しているか確認できるので、商品を効果的に売り出すタイミングを図ることができています。この機能もあって、当社では「日本雑穀米アワード2023」で金賞、「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2022」で米・雑穀ジャンル賞をいただくことができました。
加藤さん:これまでは小売・ECメインで展開してきましたが、今後はBtoB展開も視野に入れています。
色々な賞をいただく中で、当社が「雑穀米専門店」であることが広く認知されてきており、お客様からの「スーパーでも買いたい」という声も増えてきました。今後は量販店に卸してスーパーでも購入できるよう、BtoBへ進出していきたいと考えています。
また、当社は従業員が楽しく働ける環境も大切にしています。今後スーパーで購入できるようになっていけば、従業員が子供と訪れたときに「お父さん(お母さん)はこの商品を作っているんだよ」と語ることができ、自分の仕事を誇りに感じることにつながると思っています。
こうしてBtoBへ進出していく中で、今あるGoQSystemの機能を活用することはもちろんですが、経理作業に関する機能の追加や消費税率の計算方式、請求書発行の機能など、卸売機能も充実していったらいいなと期待しています。
「株式会社 雑穀米本舗」のモットーは、「1件の受注でも、1,000件の受注でも1件に対するお客様への感謝を忘れないこと」です。そのため、商品を発送する際の外箱には、どれだけ繁忙期であっても一つひとつ心を込めて手書きのメッセージを添えています。これからも感謝の想いを胸に、雑穀米を通してお客様の健康的な食生活をサポートしていきたいと思います。