各モールとの連携のしやすさはもちろん、多量の受注件数でも処理速度がスピーディーなのが魅力
導入前はどのような課題を抱えていましたか?
柄澤さん:以前使用していた受注システムのサポート終了が決まったことで、代替となる受注システムを探す必要がありました。当社では自社で開発した受注システムも使用しているため自社システムとの調整がしやすく、さらにより事業に合った内容で個別の受注にも柔軟に対応できるシステムを導入したいと考えていました。
導入のきっかけを教えてください。
柄澤さん:GoQSystemは楽天の担当の方からご紹介していただきました。各モールの連携が図れることはもちろん、これまで使用していた受注システムのデータも取り込みできる点が魅力でした。
また20日間のお試し期間が設けられていることも導入の決め手になりました。というのも当社では1日に約2,000件の受注があるため、処理速度は導入するにあたって欠かせないポイントです。お試し期間中に実際の操作性、受注処理のスピード感を確認することができ、GoQSystemならスムーズに業務が行えると実感することができました。
他社システムからGoQSystemへ過去の受注データを取り込め、希望に合わせたカスタマイズにも柔軟に応じてくれる
どのような機能を活用されていますか?
柄澤さん:GoQSystemの自動処理機能はかなり柔軟に設定できると感じています。受注件数が多いので朝と午後の2回に分けて受注データを取り込み、昼と夕方に出荷作業を行っています。件数が多いからこそ時間を分けてデータを取り込み、自動処理で当日の出荷分などを振り分けて管理できるのはとても助かっています。
また商品の不備などで保留にしたり、イレギュラー対応が必要だったりといった一時的な処理であっても自動処理を組むことで気軽に運用できる点もありがたいですね。
導入したことで、どのような成果がありましたか?
柄澤さん:成果として時間の効率化やミスの削減はもちろんですが、以前の受注システムとかなり近い運用フローに設定できたことは大きかったです。他社システムからGoQSystemへ過去の受注データを取り込むことができ、希望に合わせたカスタマイズに応じてもらえるのもメリットだと感じています。
実際に使ってみて、GoQSystemを選んで良かった点を教えてください。
柄澤さん:自動処理機能はユーザー側の拡張性が高い機能だと思います。他社の場合だと受注システムの設定はシステム側に偏って制限されてしまうことがありますが、GoQSystemの自動処理機能では条件が豊富なので当社の業務フローに合わせた設定が可能です。
そのため当社のように1日2,000件近くの受注件数があっても、スムーズに対応することができます。
使ってみて感じたことですが、24時間体制で受注業務に対応しなければいけないような企業様でも安心して業務の効率化を図ることができると思います。
その他にもお気に入りの機能があれば教えてください。
柄澤さん:オプション機能にはなりますが、最近使いはじめたAPIオプション機能も便利ですね。例えばキャンセルの申請や、注文内容の修正をする際にGoQSystemとモールの管理画面両方で修正をする必要がありますが、APIオプション機能を利用することでGoQSystemで作業した修正内容を自動でモールに反映することができます。手動だと起こりうるミスの心配もなくなり、作業時間の軽減にもつながりました。
本を読み終えた人から、読み継ぐ人へ。ユーザーが本と気持ちよく出会えるサービスを拡充
今後の展望をお聞かせください。
柄澤さん:本を読み終えた人、誰かが読み終えた本を受け取り読み継ぐ人。そのどちらのユーザーにも満足してもらいながら本の循環をまわしていくことが、本の買取・販売の両方を手がける私たちの大切な仕事だと思っています。
そのため、今後も「日常的に本を読む人」にもっと喜んでもらえるサービスを拡充していきたいと考えています。買取金額を上げる、販売金額を下げる、といったサービスの根幹を充実させつつ、スタッフのおすすめ本を届けたり、卸を活用して日本中の本屋のサポートをしたりとユーザーが本と気持ちよく出会える状況を生み出していきたいと思います。