最終更新日:2025/01/16
ebisumart(えびすマート)は、日本国内で展開されるオンラインマーケットプレイスで、さまざまな商品を出店して販売することができるプラットフォームです。特に、食品や日用雑貨、ブランド商品などの出店が可能で、多くの企業や個人が利用しています。この記事では、ebisumart(えびすマート)の特徴、出店料、そしてメリットとデメリットを詳しく解説します。
目次
ebisumart(えびすマート)は、インターファクトリー株式会社が提供しているECシステムです。
もともとはパッケージ型のECシステムでしたが、開発を重ねて現在では大~中規模のEC事業を展開する企業様に向けた柔軟なカスタマイズにも対応できるクラウド型のプラットフォームとなっています。ECシステムには自前のサーバーにプログラムをインストールして利用するパッケージ型と、サーバー不要でインターネットを通じてサーバーに接続して製品を利用するクラウド型の2種類があります。パッケージ型ではサーバーの保守やメンテナンスを自社で実施する必要がありますが、クラウド型ではサーバー構築が不要で自動でバージョンアップされるので、すぐに始められる・運用管理に手間がかからないという魅力があります。
ここではebisumart(えびすマート)のメリットとデメリットを紹介します。
クラウド型なのにカスタマイズできる!
ebisumart(えびすマート)はクラウド型のサービスですが、フルカスタマイズ、と言っても過言ではないくらいのあらゆる機能をカスタマイズ出来ます。
例えば実店舗のPOSレジとの連携や顧客情報の管理機能をカスタマイズしたり、会員様向けの金額を適用する機能をカスタマイズしたりといった形で独自性の高いECサイトを構築することが可能です。実店舗とECサイトを展開している店舗様では、ECのお客様に対しても対面販売と同じくらいのおもてなしや細かな気配りができるようになるので、顧客満足度もより高くなります。
連携できるシステムやツールが豊富
ebisumart(えびすマート)は連携できるシステムやツールが豊富にあります。
例えばCRMやMAツール、オンライン接客ツール、広告運用ツール、受注・在庫管理システムなど、多くのツールやシステムとの連携が可能です。
お客様の購買行動を一貫して管理できるため、どんな商品がどんなお客様に響くか、などの戦略も立てやすくなっています。
手厚いサポート体制
ebisumart(えびすマート)はECサイト運用におけるお悩みの解決をサポートする専任担当者(ECコンシェルジュ)がついています。
サイト構築の相談ができるだけでなく、マーケティング施策や集客の提案、ECサイトのアクセス解析、商品の登録など多岐にわたるサポートがあります。
特にマーケティングやアクセス解析は専門知識がないと難しい領域でもあるので、あらゆる企業様のサポート実績があるコンシェルジュの方々に相談できるのは心強いですね。
導入費用が高い
豊富なカスタマイズができるのでその分どうしても費用が高くなってしまいます。
カスタマイズの有無やサイト規模によって変動があるものの、最低でも初期費用300万円、月額20万円程度は料金がかかってしまうようです。
ebisumart(えびすマート)では3つのプランがあります。
従量課金プラン
従量課金プランはWebサイトのアクセス数に応じて、費用が変動します。繁忙期と閑散期の予算調整を行うことで、無駄なコストが発生しません。
初期構築費用 | 月額費用内訳 |
---|---|
300万円〜 (カスタマイズ内容により変動します) | 基本保守料金+カスタマイズ機能保守費用+オプション利用料金+アクセス費用(変動) |
固定料金プラン
毎月の月額費用を固定したプランとなっています。アクセスが集中した月も費用が増えることがありません。
初期構築費用 | 月額費用内訳 |
---|---|
300万円〜 (カスタマイズ内容により変動します) | 月額費用内訳 基本保守料金+カスタマイズ機能保守費用+オプション利用料金+アクセス費用(固定) |
レベニューシェアプラン
毎月の料金が「サイトの売り上げに対して事前に決めていた配分率」となる成果報酬型のプランとなります。
初期構築費用 | 月額費用内訳 |
---|---|
1,000万円〜 (カスタマイズ内容により変動します) | 毎月の売上金額の2.5%〜 |
公式サイトの導入事例や上記の特徴を踏まえると大~中企業様向けかと思います。
初期費用などが高額なので、フルスクラッチで一から独自システムを作る必要があると感じていたり、独自の受注フローが発生したり、様々なツールや基幹システムと連携してマーケティング活動~購買~アフターフォローまで一貫して管理していきたい店舗様向けかと思います。
導入事例や詳細の機能については公式サイトよりご確認ください。
ebisumart(えびすマート)公式サイト
ebisumart(えびすマート)は、クラウド型には珍しくフルカスタマイズが可能なECシステムです。
デザインやシステムを自由にカスタマイズできるのはもちろん、受注件数が増えた場合などの負荷状況に合わせたインフラ環境の変更やPOSシステム等外部システムとの連携も可能なので、自社にぴったりのEC店舗が構築できます。「ebismart」の累計導入サイトは700サイト以上もあり、BtoB、BtoC向けのECサイト構築から越境EC、ふるさと納税サイトなど、多彩なECサイトの構築が可能となります。
さらに、定期的に無償アップデートが提供されるので新しいブラウザや決済方法等、標準機能が市場のニーズに合わせて追加されるのはかなり嬉しいポイントです。
『GoQSystem』では、これまでご紹介してきたebisumart(えびすマート)と、受注管理のAPI連携をしています。
他のモール、カートの受注と一緒にメール配信の自動化や、各種帳票の一括作成、配送伝票の作成などが可能になります。
ebisumartを導入する際は、ぜひGoQSystemでの連携利用もご検討ください!
▼ebisumart(えびすマート)
月額費用:5,000円(税別)
初期費用:10,000円(税別)