ライフスタイルの変化に伴い、インナーも進化する必要性を感じている「有限会社エルドシック」では、大手インナーブランドの取り扱いだけでなく、オリジナル商品の開発も行い、課題や悩み解決型のオリジナルインナー開発に取り組んでいます。
受注管理などの一元化ができておらず、またセール時などの繁忙期はスタッフが受注作業につきっきりの状況でなかなか多店舗展開に踏み出せなかったため、GoQSystemを導入しました。課題解決に至るまでの背景や導入後の変化について、棗田さんにお話を伺いました。
導入事例
作業人数 1名
ライフスタイルの変化に伴い、インナーも進化する必要性を感じている「有限会社エルドシック」では、大手インナーブランドの取り扱いだけでなく、オリジナル商品の開発も行い、課題や悩み解決型のオリジナルインナー開発に取り組んでいます。
受注管理などの一元化ができておらず、またセール時などの繁忙期はスタッフが受注作業につきっきりの状況でなかなか多店舗展開に踏み出せなかったため、GoQSystemを導入しました。課題解決に至るまでの背景や導入後の変化について、棗田さんにお話を伺いました。
棗田さん:導入前から多店舗での展開を考えていたので、受注管理などの業務の一元化は必須の課題でした。当時は楽天とYahoo!の2店舗展開でしたが、それでも在庫の連携が大変でしたし、送り状も手入力だったためミスの原因にもなっていました。また楽天スーパーセールなどの繁忙期はスタッフ1人が受注業務に付きっきりの状況でした。各モールごとに作業をしていたため、スタッフの負担を考えるとなかなか多店舗展開に踏み出すことができませんでした。
棗田さん:それまでは楽天のRMSやYahoo!のストアクリエイターでそれぞれ受注管理をしていましたが、受注が増えるにつれて作業が煩雑で非効率になりミスやクレームも発生していたので、何社かのシステムのデモを体験して最終的にGoQSystemに決めました。
決め手は導入当時の楽天の管理画面、RMSにUI(ユーザーインターフェイス)が似ていたため、他のシステムよりすんなりと入りやすかったことです。スタッフからも使いやすいと評判で、学習コストがかからない点も魅力に感じました。
棗田さん:自動処理機能がとても便利です。当社の場合、自社で在庫を管理している分と受注発注品とを振り分けたり、配送方法は商品によってメール便と宅配便を使い分け、地域によってはヤマト運輸の宅急便コンパクトを設定したりしています。当社のルールに沿ってほぼ自動でステータス(受注の状態ごとに受注を仕分けることができる機能)の変更を行ってくれるので、特にセール時などには非常に楽です。
棗田さん:これまでは目視で1件ずつ確認して手入力で作業していましたが、GoQSystemの導入により8割近くを自動化することができ、ミスも軽減されました。以前であればセール時に丸1日かかっていた受注業務を、今では午後までに終わらせることができます。
時間を短縮できたおかげで、例えばメーカー在庫の更新をしたり、レビューを書いたお客様にプレゼントを送ったりと他の業務に活用することができています。リピーターのお客様も簡単に確認できるのでアフターフォローもしやすく、徐々に顧客が定着していると感じています。
棗田さん:受注業務に関わるさまざまな作業を効率化できたことで、目的であった多店舗展開を実現することができました。
またGoQSystemはサポート体制も万全で、何か困りごとがあった際でも迅速かつ的確に対応してくださるので心強いです。メールで問い合わせした際の返信が早いのも助かっています。
棗田さん:各モールでの作業が不要でGoQSystemの管理画面のみで修正・キャンセルすることができる「APIオプション」はお気に入りです。従来であれば注文内容の修正をする度にGoQSystemとモールの両方で修正をしなければいけなかった作業をGoQSystemのみの修正で、書き出し作業を行わずにモールへ自動反映することができます。
また、最近リリースされたAPIで日本郵便の送り状を作成できる機能も活用しています。ゆうパックの送り状をGoQSystem上でそのまま出力して印刷することができるので、作業時間の軽減につながりました。
棗田さん:当社ではお客様の心に寄り添いながら、当社の製品を通じてお悩みや社会問題などの課題解決を提案することを大切にしています。特に最近は安価なものを大量生産して大量消費、そして大量廃棄という旧来型のモデルではなく、環境・作り手・売り手・働き手・購入者様と関連するすべての方が持続可能であることを意識しています。
例えば洗わなくてもにおいが出ない、洗濯回数が少ないECOインナー、サステナブルな生地やSDGsの素材を取り入れたインナーなど、課題や悩み解決型のオリジナルインナー開発に取り組んでいます。
今後は越境ECへの出店など、海外向けにオリジナルインナーの販売を展開していきたいと考えています。