楽天SKUプロジェクトとは？変更点や移行時期について解説！

最終更新日：2022/12/09

2023年4月から楽天市場でSKUプロジェクトの実施が予定されています。店舗様・ユーザー双方に影響のある大掛かりな仕様変更が予定されており、仕様変更後はユーザーの購入体験がより快適に改善されることが期待されています。

本記事ではそんな楽天SKUプロジェクトについて、変更点や移行時期を解説していきます。

楽天SKUプロジェクトについて

楽天SKUプロジェクトについてご説明する前に、まずはSKUについて解説します。

SKUとはStock Keeping Unitの頭文字を取った単語で、物流業界やネットショップでの「在庫管理上の最小の管理単位」を意味します。そのため、カラーバリエーションやサイズ展開がある商品の場合は、次のようになります。

楽天SKUプロジェクトとは、商品ページ単位で商品データを保持する従来の楽天市場の仕様から、SKU単位で商品データを保持する仕様に変更するプロジェクトのことです。

主に楽天市場を利用するユーザーの購入体験の向上を目的にしており、次のようなメリットがあります。

価格違いの同じ商品を比較する際に、従来の仕様では1SKU毎に別ページに移動する必要がありましたが、楽天SKUプロジェクトに移行後は別ページへの移動が不要で同一ページ内で商品情報を閲覧することができます。

検索結果上にSKUのバリエーションを表示することで、目当ての商品をより見つけやすくなります。

また、検索結果上の商品画像や商品価格はSKU毎に表示されるため、より最適な商品が検索結果に表示されるようになります。

移行時期については、「2023年4月より、移行の対象を全店舗様として順次移行開始を予定しています。」と楽天市場からアナウンスされています。

また、2023年4月からの移行期間の前に「移行タイミングの決定期間」があり、2022年9月～2023年3月にかけて「移行時期の決定/移行日時の決定」が行われる予定になっています。

2022年9月～12月	移行時期の決定（店舗様の移行時期を2ヶ月幅で決定）
2023年1月～2023年3月	移行日時の決定（2022年内に決定した移行時期をベースに、店舗様の移行日時を決定）
2023年4月～	移行開始

楽天市場から店舗様への通達はRMSのお知らせ配信にて行われるため、確認漏れがないように注意が必要です。